使用写真:㈱エスエス 東京支店 提供


旧日向家熱海別邸(旧日向別邸)は、実業家日向利兵衛の別邸として1936(昭和11)年に完成しました。
急斜面に建てられているため、土留めの代わりに鉄筋コンクリート造りの地下室が造られその屋上が庭園となっています。
木造2階建ての上屋の設計者は、東京銀座の和光の設計などで知られる渡辺仁です。
地下室は、ドイツの世界的建築家ブルーノ・タウトが内装を設計したもので、
タウトが日本国内に残した唯一現存する建築作品です。
日向氏亡き後人手に渡り、民間企業の保養所として大切に使われてきました。
その後取り壊しの危機に直面していた2004(平成16)年に、東京在住の女性篤志家の寄付により熱海市が取得しました。
2006(平成18)年には、国の重要文化財に指定され、国民共有の財産になりました。
この価値ある建築も、竣工から80年以上が経過し、経年劣化に伴う破損や耐震性向上の
ための修理事業が急務となり、2018(平成30)年度から2021(令和3)年度まで、
大規模な保存修理事業が行われました。

そしてこの度、旧日向家熱海別邸は、建築された当時の状態を可能な限り保存し再現して
一般公開を再開いたします。



所要時間90

  ガイドあり 最大10人

 


これまでの電話による予約方法から、いつでも最新の予約状況を確認し、
ご予約の手続きが採れるようにするため、熱海市ホームページから予約システムに
アクセスする方法に変更いたします。

ご予約の確認及び確定をする際に必要となるため、必要事項を入力してください。
これに伴いお電話による予約は、予約システムとの重複等を避けるため、受付致しません。

《見学方法》
・見学は完全事前予約制となります。

・熱海市ホームページからアクセスする、当予約システムから予約情報を入力してください。
 予約は入館希望月の3ケ月前から可能です。

・なお、予約は入館希望日当日の午前0時を過ぎると締め切られるため、希望日当日の予約は出来ません。


《入館者数上限》
・1回の入館上限10名になります。
 予約は1人ずつとなります。複数人予約する場合は、お手数ですが人数分予約を入れてください

・入館中は館内ガイドを務める係員が皆さまをご案内します。係員の指示に従ってご見学願います。


《見学上の注意》
・当日のキャンセルに関しましては、旧日向別邸まで直接ご連絡ください。
(予約システムで当日キャンセルが出来ません)
・ご見学については集合時間の10分前までにお集まりください。
(早く来すぎても待合場所等ございませんので、ご承知ください)
・どうしても集合時間に間に合わない場合は、途中からのご参加となります。ご了承ください。
・素足での見学は出来ません。靴下をご持参ください。




《旧日向別邸入館料 (1人1回につき)》

 区分 一般 市民等(注1)
 大人 1,000円 750円
 中学生・高校生 700円 550円
 小学生以下 無料  ※上限10名の枠内に含まれます
※お支払いは現金のみの取り扱いとなります。何卒ご了承ください。


(注1)
1 「市民等」とは、次に掲げるいずれかに該当する者をいう。

(1) 市内に住所を有する者及び熱海市別荘等所有税条例(昭和60年熱海市条例第23号)第2条に規定する別荘等の所有者

(2) 身体障害者福祉法(昭和24年法律第283号)第15条の規定により身体障害者手帳の交付を受けている者、厚生労働大臣の定めるところにより療育手帳の交付を受けている者及び精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(昭和25年法律第123号)第45条の規定により精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている者

(3) 誘客施策の一環として市長が別に定めた証明書類を提示した者

2 「大人」とは、中学生・高校生以外の者(中学校就学の始期に達するまでの者を除く。)をいい、「中学生・高校生」とは、中学校及び高等学校の生徒並びにこれらに準ずる者をいう。


対応言語 日本語
開館日 水曜日・土曜日・日曜日・祝日
開館時間 午前9時から午後5時までのシフト制
所要時間 約90分
予約 必須
  ※解説は日本語のみの対応となっております。尚、英語・中国語・ドイツ語の資料は用意しておりますので、 
   必要とされる方はお声掛けください。

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【アクセス】

できる限り公共交通機関をご利用ください。


〒413-0005 熱海市春日町8-37
TEL:0557-81-2747(※開館日以外のお問合せ 熱海市生涯学習課文化交流室 0557-86-6232)

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